※2022年11月~2024年5月末現在 / 月1回程度の頻度で更新予定
知のアトリエの思い
NPO法人・知のアトリエでは、みなさんから読み終わった古書を収集し、那須の障がい者雇用の応援をしています。 寄付いただいた古書は、一緒に拠点再生に取り組んでいる「NTTデータだいち 」さんの様々な仕事になります。読み終わった本で、古書店に売るのはちょっと・・とお悩みでしたらぜひご連絡くださいませ。那須のまちづくりのために活用させていただきます。
以下をお読みいただき、フォームからお申し込みください。NTTデータグループ関係者でなくてもお申し込みいただけます。
お知らせ
NTTデータの金融系メディア「オクトノット」に取り組みを取材いただきました!(2023年3月)https://8knot.nttdata.com/challengers/9065451
申込み・お問い合わせ
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「知のアトリエ」としての拠点再生とNTTデータだいち那須事業所の連携
栃木県那須町にあった全寮制中高一貫校「那須高原海城学園」は東日本大震災の影響で閉校となりました。その跡地を活用し、那須町周辺そして都市部在住の人々に新しい学びに触れる機会を創出し、自身の能力や余暇を活かした研究・創作活動の場を提供することで現代の新たな「知のアトリエ」を那須町に創出するため、「NPO法人 知のアトリエ」を2022年9月に設立しました。地域住民向けの健康教室や都市部の学生向けの跡地活用アイデアツアー、企業の先進的な試験研究プロジェクトの誘致などを行っています。 主力事業の一つとしてネット通販古書事業も行っており、校舎跡地を活用した在庫の保管をしています。これまでも周辺住民の皆さんや学園卒業生などから古書の寄付を募り通販で販売してきました。 旧那須高原海城学園の生徒たちがNTTデータだいち那須事業所のスタッフ達と様々な活動を行っていたこともあり、そのご縁で古書の出品・発送・在庫管理業務をお願いしています。 2022年11月には那須における取り組みの周知を図るため豊洲センタービルにて古書収集イベントを開催し、1500冊以上の本の寄付をいただきました。ページ末尾のチラシもご参照ください。
読み終わった本で栃木県那須の障がい者雇用を応援しよう
寄付いただいた本は、最大限に活用されるようにそれぞれの行き先へ振り分けられます。 古書を通じて多様な仕事が創出でき、那須の障がい者就労の応援につながります。 ○ネット通販 多くの本は査定、クリーニングを経て、主にオンライン通販のアマゾンにて出品されます。平均3~5年、長いもので10年以上保管し、売れたものは梱包作業を経て発送されていきます。 ○図書館蔵書としての活用 また、絵本や地理・郷土ものなど多くの人に見てもらいたいものは民間図書館を設置し活用する予定です。2024年春オープンを目指して「知のアトリエ(那須海城学園跡地)」敷地内で準備を進めています。 ○青空古本市での販売 図書館で一定期間を過ぎたもの、重複したもの、見た目の華やかな本などはブックマーケット(青空古本市)で販売させていただきます。
本はほとんど捨てません!!!
大手古書店は半年から1年で売れないものは廃棄処分になると言われております。当プロジェクトでは廃校となった校舎跡地の再生も兼ねており、最低10年保管をすることが可能です。問題なければ半永久的に保管していきたいと考えています。都市部の古書店にはできない長期間保存方式で次の引き取り手を探していきます。
寄付者には御礼状と那須で使えるクーポン券をお送りします!
寄付いただいた本はNTTデータだいち那須事業所のスタッフが開封し、査定額を算出させていただきます。 査定額はNTTデータ社の若手社会貢献プロジェクトに全額振り込まれ、みんなで使える財源として活用されます。 査定は島根県の過疎地を拠点に通販型古書店を20年運営している(有)エコカレッジの古書査定システムを利用しております。 また、寄付者の方にはオリジナルの御礼状と那須で使えるクーポン券をお送りします。那須町の那須まちづくり広場 内にある自然食品・新鮮野菜「楽校deマルシェ」 またはコミュニティカフェ「ここ」 にてご提示いただくと割引や記念品のお渡しをさせていただきます。NTTデータだいちのスタッフも運営に深く関わっており、那須での取り組みについて深く知っていただけます。記念品もスタッフが制作に携わったものをご用意する予定です。
本で地方とつながる
ご希望の方には、3ヶ月に1度メールマガジンをお送りさせていただきます。古書を通じた就労支援の様子や、次第に拡張していく蔵書の様子など、随時近況をお知らせします。 また、2022年の豊洲での寄付イベントが好評だったため、2023年も様々な活動を計画しています。那須および豊洲周辺で青空古本市イベントを計画中です。都心部と地方が本でつながる取り組みを続けていきたいと思っています。
受け入れ可能な本の種類
単行本を中心に、郷土もの・専門書・絵本など広く受け入れています。 古いものや書き込みのあるものでも大丈夫です。「△」のものでも多少混ざる程度でしたら構いません。ご心配な方はスマホで本棚を撮影してお問い合わせいただければ受け入れ可能かご連絡いたします。 === このようなもの大歓迎です === ◎郷土・地誌本 ◎学術書・専門書 ◎大学教科書(専門科目レベル) ○単行本全般(ビジネス・教養・趣味・雑学等) ○大学教科書(入門レベル) ○絵本 ○資格参考書 ○大学入試過去問 ○新書サイズ本 ○市場流通量の少ないもの ○研究や検証等で使われる可能性があるもの ○一過性の内容でないもの ○「~学」と分類できそうなもの ○5年、10年経っても読み返せる内容であるもの === 受け入れ判断が分かれますのでご相談ください === △文学全集などいわゆる全集もの △文庫サイズ本 △ベストセラー・発行部数の多すぎるもの △学術雑誌 △洋書 △旅行などガイド本 △公刊されていないもの △大型美術本 △音声教材 (多少混ざる程度でしたらそのまま箱の隅に入れていただいて大丈夫です) === 受取不可のもの === ×週刊誌 ×コミックス(漫画) ×CD/DVD/ブルーレイ ×アダルト本 ×百科事典 ×濡れてゆがんだものやカビのあるもの ×ご自身で発行された出版物等
よくあるご質問
Q 本が大量にある。何回かに分けて送ってもよいか A 大丈夫です。その都度フォームからお申し込みください。当団体でも一度に大量に受け取るよりかは小分けで1~2箱ずつ送っていただくほうが助かります。蔵書の整理を兼ねて毎月1箱ずつ送ってこられる方もいらっしゃいます。 Q スタッフに出張に来てもらうことはできないか 取りに来てもらったほうが安いと思うので・・と気にかけていただくことも多く、とてもありがたいのですが、栃木から都内など車で往復するのは想像以上に経費がかかるため、着払でお送りいただくほうが結局安いということがほとんどです。 急に処分しなければならなくなったなどご事情がある場合には対応できる場合がありますのでご相談ください。 Q 査定額ってどうやって決まるの A 市場の流通状況、専門性、5年10年経っても読み返せるかどうかなどの項目をもとに判断されます。エコカレッジ社 のシステムを利用しております。 Q これまでの実績を知りたい A NTTデータグループ社内で那須における取り組みの周知を図るため、2022年11月には豊洲センタービルにて古書収集イベントを開催し、1500冊以上の本の寄付をいただきました。ページ末尾のチラシもご参照ください。 また、当団体理事長の尾野が手掛けてきたプロジェクトとして、慢性的な赤字に悩む千葉県の三セク鉄道会社「いすみ鉄道」を古書の寄付で応援する「い鉄ブックス」 事業があります。開始2年で4万冊の寄付を集め、地元のパートさん7名の雇用を創出しています。 Q 寄付された本を買いたいけど、在庫一覧はどこで見られる? A 主にアマゾンを通じて販売するため、当プロジェクトだけの在庫一覧の表示はなかなか難しい状況です。直接買いたいとお問い合わせいただくことも多く大変ありがたいのですが、アマゾンは在庫管理にも相当厳しいため直接のお取引もご遠慮いただいております。那須および豊洲で青空古本市の開催を計画しておりますのでそちらをご利用いただければ幸いです。 Q 売れ残った本はさすがに捨てちゃいますよね A 捨てません!!!!!!廃校活用と青空古本市の運営を通じて半永久的に保管していきます。 Q NTTデータグループの社員ではないが、本を寄付したい A はい、ぜひお送りください。一般の方からも広くお受けしております。グループ社員のご家族の方、NTTデータグループOBの方など繋がりのある方もいらっしゃると思います。本プログラムへのご参加をお待ちしております。
お問い合わせ先
集荷、査定についてのお問い合わせ
NPO法人 知のアトリエ 古書寄付プロジェクト 栃木県那須郡那須町大字豊原 乙2944番地2 TEL: 050-3184-2969
※電話は集荷代行および査定システム管理をしている(有)エコカレッジ へ繋がります。寄付プロジェクト担当の松本をお呼び出しください。
本プロジェクト全般に関するお問い合わせ
・NPO法人 知のアトリエ 古書寄付プロジェクト 栃木県那須郡那須町大字豊原 乙2944番地2 お問い合わせフォームはこちら ・NTTデータ だいち オフィス事業部 〒135-6018 東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル18F https://www.nttdata-daichi.co.jp/business/index.html TEL: 050-5546-7855
(11月の豊洲センタービル古書寄付プロジェクトの際に掲示したチラシです)