ヤギの冬メシ旅

本日02/19(水)の天気は晴れ。那須町の最低気温は-5℃、最高気温は1℃です。空はからりと晴れていますが、相も変わらず空気は冷たく、連日冷え込んでおります。
寒さの影響か、ボアさんだけでなく、ツバサも下痢気味の日がちらほら見受けられます。
来月にはきっとこの厳しい寒さから解放される!そんなことを切に祈りながら、本日もヤギ達の様子をお送りいたします。

ヤギ日記

冬。それは生草が生えない、凍てついた季節。
ヤギ達は春~秋頃まで、知のアトリエに生えている色々な草を主食として生活しています。
クローバーやタンポポの葉、アレチヌスビトハギ(ひっつき虫)等、暖かくなるとたくさんの草が生い茂り、ヤギ達は喜んで食べるのですが、冬は食べる草がほとんどなく、外では枯草を掘って、僅かな生草を見つけるしか方法がありません。
時には枯葉をモシモシと食べているのですが、これだけではヤギ達に充分な栄養が与えられないので、少しだけお食事事情が変わります。
では、食事事象を少し見せてもらいましょうか。ヤギの冬メシ旅、スタートです。

こんにちは~


こちらをじっとみているのは、知のアトリエに暮らすツバサさん。
人間でいうと20歳くらいなのだそう。よく食べ、よく鳴き、よく暴れる愛おしき暴君です。
撮影中、スマホのキーホルダーを引っ張り、上着のゴムを引っ張り、元気に鳴いておりました。
さて、ツバサは何を食べているのでしょう。

水と、こちらは乾燥草ですね。
乾燥草とは、牧草を乾燥させたもので、実際に牛の飼育で使われている物を、ヤギの食べる量に合わせて計り与えています。

古くなった牧草は交換の際に敷き藁にし、尿や糞で汚れてしまった小屋は毎日メンバーが清掃をしています。
地面が濡れて外に出せなかったため、人が来て嬉しいのか、ツバサが餌を食べる様子を撮影することはできませんでした。

ツバサさん、ご協力ありがとうございました。


さて、お次はボアさんのお食事事象を見に行きます。

お、食べてますね。
何かしきりに探しているようで、鼻で乾燥を掘っています。
水の様子はどうでしょうか。

凍ってる!!!

カチンカチンです。この時期はまず凍っているので、見かけたら割っているのですが、ツバサの水の様子からして、先ほど水を入れ替えたばかりなのだと推測されます。それがもうこんなに凍ってしまうとは……恐るべし、那須。
ボアさんが乾燥を掘るのには、実は理由があります。
栄養を取ってもらうため、ツバサとは別に、乾燥にあるものを混ぜているのです。

それが、こちら。

配合飼料です。
トウモロコシや大麦、ふすま、大豆の皮等……色々な栄養価の高い穀物が混ざった飼料を、ボアさんには乾燥に混ぜて与えています。
ボアさんも美味しいものだと分かるのか、真っ先に配合飼料を食べ始めます。
ご飯を入れて貰ったばかりなのでしょう、ボアさんはずっと配合飼料を探していましたので、そっとこの場を去ろうと思います。

本日の内容はいかがだったでしょうか。
次回も自由奔放なヤギ達の様子をお送りいたします。
ここまでご覧いただきありがとうございます。

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