校地内防風林の一部を使って「皮むき間伐」を実施しました!

今年も8月に旧那須高原海城学園の校地内防風林において、地元のNPO法人と共催で「皮むき間伐」体験が行われました。

今年の参加は10家族。作業指導はNPO法人1000年の森を育てる会の真山高士さん。

恐竜がお出迎え
町役場の方の自前の恐竜の着ぐるみ アマゾンで買ったらしい。受付で、子供たちだけでなく親御さんもニコニコでした。

「間伐」とは、生い茂った森林で選んだ木を間引く森林管理法のこと。
「間伐」をすることで茂りすぎていた森林の地面まで太陽の光が届くようになります。

事前の講義
    森を育てることの重要性 間伐する意義 SDG’Sの考え方。
    これから行う皮むきでの諸注意 など 真山さんが中心になって説明していました。

「間伐」といえば一般的には切り倒すことを指しますが、「皮むき」もまた「間伐」の一つの方法です。

根から吸い上げられた水は、その幹の樹皮近くを通って枝に、葉に送られます。
樹皮はその通り道を守る役割もしています。その樹皮(皮)をむくことによって、水が途中で蒸発してしまいます。
充分に水分が行き渡らない樹木は、徐々に枯れていきます。この方法が「皮むき間伐」。

皮むき準備
根に近いところの樹皮に傷をつけて、子供たちが皮むきしやすいように準備しています

枯れるまでに時間はかかりますが、年齢を問わず女性でも実施できる、長期的な森づくりの一つの手段です。

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