暑いですね……。
知のアトリエでも30度を越える日が増えてまいりました。
ヤギは蚊を媒介とする寄生虫(フィラリア)から腰麻痺になるリスクがあります。蒸し暑い今日この頃、知のアトリエではツバサの洗浄、毛刈りが行われました。



牛や羊も、しばしば避暑目的で毛が刈られるそうです。ツバサは尿ヤケで毛が黄色くなっていたので、丁度良かったのかもしれないですね。
尿やけとは
雄ヤギは発情したり、興奮していたりすると、自分の尿を顔にかけたり、身体にこすり付けたりする時があります。
そうしていると白かった毛がだんだん黄色くなってきたり、ヤギ特有の強い匂いがでたりします。
ツバサは去勢をしていない若い雄ヤギなので、余計に汚れやすいのかもしれません。
毛が短くなってスッキリしました。

腰麻痺の予防接種も済ませましたし、夏対策バッチリです。
子ヤギたちも元気いっぱい。すくすくと成長しております。
小さな角が生え、子犬ほどの大きさになりました。

知のアトリエでは名前投票を行っており、関係者から集められた名前で最も良いと思った名をアトリエにいらっしゃった方や、お世話をしているメンバーに投票していただきました。

紆余曲折ございましたが、無事に名前が決まったので、長女から順に紹介させていただきます。
子ヤギ紹介

シロ♀(2025年5月19日生まれ)
お母さんに甘えん坊な長女。べったりしているので時々ボア(お母さん)に𠮟られているようです。
次女と同様に、人とはすごい速さで距離を取ります。3姉弟で1番寂しがりやであり、お母さんや姉弟を見失うと物凄い大きな声で鳴きます。 声の大きさと真っ白な毛はツバサにそっくりです。
日々のシロの様子(横にスライドすると他の写真を閲覧できます)

はなまめ♀(2025年5月19日生まれ)
とってもすばしっこい次女。
人よ、何人も近寄るな……という強い意志を感じます。
次女故か、必ず姉か弟かどちらかとペアになってアトリエを探索していることが多いです。
産まれた時は一番小柄でしたが、今ではみんなと同じくらいに成長しています。
日々のはなまめの様子(横にスライドすると他の写真を閲覧できます)

クロ♂(2025年5月19日生まれ)
好奇心旺盛な末っ子
3姉弟の中で1番人馴れしており、自分から身体を触らせてくれることがあります。
気になることがあれば1番最初にやってくるので、シロやはなまめはクロが大丈夫そうかどうかを観察してからこっそりついていくようです。
日々のクロの様子(横にスライドすると他の写真を閲覧できます)
終わりに
子どもが産まれ、環境が変わり、ヤギ達も少し変化したように思います。
暴君でかまってちゃんだったツバサは、ひどく鳴きっぱなしになることが激減しました。
どうやら子ヤギ達がツバサのいる場所に固まっていることがあるようで、穏やかに子ども達を眺めていることがあります。
ボアはしばらく育児に追われていましたが、最近は充分に成長したと考えているのか、放っていることが多いです。
たまに乳を吸われていますが、生えてきた歯が痛いようで、嫌がって逃げている様子が見られます。
今の高温多湿な気候は、ヤギ達にとって厳しい季節です。
病気にかかることなく、元気に乗り越えて欲しいですね。
